2021-03-23 第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
軍事力や経済力といったハードパワーのみならず、やはりソフトパワーというのはその国の魅力、それから価値観などに対する共感というところで生まれてくる部分が多いと思います。
軍事力や経済力といったハードパワーのみならず、やはりソフトパワーというのはその国の魅力、それから価値観などに対する共感というところで生まれてくる部分が多いと思います。
おっしゃるとおりだと思いますが、きょう山内委員がたしかジョセフ・ナイさんの話をされて、ハードパワーじゃなくてソフトパワーだとおっしゃったんですが、何かスマートパワーという表現もあるようでございますので、そういった意味で、日本の立ち位置といった意味では、ソフトパワー、スマートパワーを発揮していただきたいと思っております。
米国の成功には、ハードパワーだけではなくソフトパワーの功績が大きかった側面を忘れてはいけない。」こう記されていました。 正直言いまして私は、一たび自由主義圏に身を置き、自由を享受した、そういう市民、国民の皆さんは、そこから後戻りするように一党独裁体制を受け入れるということはないと思うんですよ。今回のデモだってそのあかしだと思うんです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) いわゆるハードパワーだけではなくて、ソフトパワーを活用していく、それもとても大切な安全保障におけるパーツであろうと、こう考えております。
今や一九九一年に経済自由化して以降、ハードパワーの面でもインドはグローバルな大国として遜色ないレベルに達しつつあるわけです。その結果、非常に自信を深めているわけですね。特にインドという国に対して、巨大市場、民主主義の大国に対して、アメリカや日本、それからヨーロッパ各国だけではなくて、中国やロシアもこぞって接近する。そのほかの新興国も皆接近していくわけです。
ですので、ハードパワーによる防衛政策の防衛省の予算、それからこういったIDAへの出資というのはソフトパワーによる安全保障の予算、こういったものをいわば表にして、国民の皆様にお示しをして理解を求めるということも必要ではないかと思っておりますので、申し上げました。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○松原委員 それは当然そうなんですが、今私がお伺いしたかったことは、このことが、日本の経済安全保障とかそういう議論は当然ながら、海運産業、海運の世界におけるソフトパワー、ハードパワー、こういったことに結果として大きなマイナスになっているのではないかというふうに私は思っております。
○岡本(三)委員 このより大きな役割、責任を考えたときに、当然、ハードパワーも必要ですけれども、今、総理に御答弁いただいたように、日本における役割の大きなものにソフトパワーの充実ということはあると思いますので、この点、バランスよくお取り組みいただきたいと思います。 続きまして、経済関係の共同声明について質問させてください。
ソフトパワー、こういう言い方をもう一九九〇年くらいからしているわけでありますけれども、ある意味では外交戦略の中で、先ほど冒頭申し上げたようないわゆるハードパワーの安全保障政策と同時に、このソフトパワーのところも戦略的に使っていくということが極めて重要だ、こう思います。大臣もそういう御発言でありました。 しかし、日本のODAを見ますと、物すごく落ちているんですね。むちゃくちゃ落ちているんですね。
TPP大枠合意、日印首脳会談は、経済力といった日本のハードパワーだけでなく、国際ルール作りやソフトインフラの展開といったソフトパワーを戦略的に行使し世界に示したという点で極めて日本外交にとっても画期的な出来事であったと思います。日本の総合力によって日本の存在感を戦略的に示したということであろうと思います。 そこで、総理にお尋ねします。
アメリカのジョセフ・ナイは、武装等のハードパワーだけではない、ソフトパワー、スマートパワーの強化が重要であると述べています。 国民の皆様の御理解を深め、国民の気持ちが一体となることが我が国の安全保障体制を強化するために不可欠であると考えます。
軍事力を中心としたハードパワーに非軍事のソフトパワーをうまく組み合わせて最高の結果を得ようとする戦略であります。 今回の安保法制により、ハードパワーの強化が図られます。次は、いよいよ、日本が得意とするソフトパワーを駆使するときであります。
あの後、米国で何が起こったかというと、暴力に対して、怒りとともに暴力で対抗しようということで、ブッシュ政権はかなり強引な、軍事的な手法を使って、いわゆるハードパワーの抗戦をしようとしたわけですけれども、その後、その反省に立ちまして、よりソフトパワーを重視しながら、相手に対しても反撃をする一方で、世界平和を確立していこうという流れができまして、しばらくソフトパワーということが議論されました。
短い時間でありますから、少し焦点を絞りますが、外交にはいろいろな、あえて言いますとツールと言っていいんですかね、ハードパワーとかソフトパワーとか、そういうことをよく言われるわけであります。
国際社会におきまして日本の信頼を構築していく上でも、このハードパワーのみならずソフトパワーというものを是非精力的に推進していただきたいというふうに強く御要望申し上げたいというふうに思います。 大変残念であったなと思いますのは、冒頭の岸田外務大臣におけます予算の御説明で、七つの柱というものを、済みません、六つの柱ですか、を御説明いただいたわけでございますが、文化という言葉が一言も出てこない。
NSSには、我が国としては、日本の安全保障の厳しい現状を的確に理解して、それに対応するための適切な防衛力の整備や日米同盟の強化といったいわばハードパワーのアプローチと、その一方で、近隣諸国との関係改善や、アジア各国あるいは国際社会全体との経済、技術、文化、さまざまな面での協力関係を強化するという、外交を通じたいわばソフトパワーのアプローチの両方について述べられているところでございます。
私の品川、大田においても地域によって全く異なるわけでありまして、地域の特性にそれぞれ合った形で、本当の意味での防災、減災、ハード、ソフトの多重防御という言葉もありますが、やはり人間のハードパワーというのは極めて重要であります。
そういう中国のハードパワー外交というか、軍事力と経済力を露骨に前面に出すやり方というのは、私は余りやりたくもないし、やるべきでもないと思います。 では、日本がやるべきことは何だろうというと、やはりこれまで、日本のODAも、文化交流も含めて、国内で思われているよりはずっと効果的だったと私は思っております。
しかしながら、二十一世紀に入りまして、日本も、この大量生産、大量消費、そして大量廃棄という文明を卒業して知性や感性を重視する情報文化社会への転換、あるいはハードパワー重視からソフトパワー重視の国づくりと、こういう時代的な背景の中で、さらに、三・一一以降、私も文部科学省におりましたときに創造的復興教育支援事業というのを立ち上げさせていただきまして、今はそのための社団法人も宮城教育大学の前学長の高橋先生
そのときは、確かにビッグピクチャーで日本と米国がやはりハードパワーのみならずソフトパワーで、これからアジア太平洋、もっと言えばグローバルにどういう責任の分担、役割の分担というものを行っていくのか。それは軍事面、安全保障面だけではなくて、文化面、人的交流あるいは経済面含めて、包括的にこの日米の関係の在り方についてしっかり何らかの形で発表しなければならないのではないかというふうに考えております。